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ディエゴ・ブランドーという存在を、ジョニィはとても警戒していました。
そしてジョナサンもまた、ディオのことを警戒し、とうとう最期の瞬間の数秒前までその警戒は続きました。

今にして思えば、ジョニィもジョナサンも正しかった…(。´A`)

昨日、私たちはあの嵐の草原でディエゴ・ブランドーの敗北を目にしました。

しかしその数十分後には、ディエゴ・ブランドーは、私たちの予想を上回る頭の回転と不屈の精神と、折れることのない高く強靭なプライドでもって、すでに動き出していたのです。
ディエゴ・ブランドー…なんて恐ろしい子!!


ジョニィとジャイロが去った後、ディエゴは馬の足跡を確認し、その場で何があったのかを察しました。

遺体だけではない、第三者がこの場にいたのだと…。それが女性であるのだと。

さらに第四ステージのゴールに到着後、ディエゴはこのSBRレースの意味を理解した上で、大統領へと接触を計ります。

あの有名な言葉は、この瞬間にディエゴのその口から吐き出されたわけです。

「オレにマンハッタン島をくれッ!」

あの草原からゴールまでの間、考える時間は掃いて捨てるほどあったでしょう。
DIOという存在は、いつだって時間を無駄にしないのです。

そして恐らくは、ゴールに到着したあの時には、すべての物事に対してディエゴ・ブランドーの中で片が付いていたのです!
あとは自らの出した結論に従い、すべてを行動に移し、望む全てを手にするだけ。
今までそうしてきたように。彼はそうやって今後も生き続けるはずだった。

そしてジャイロはそのディエゴの決意を秘めた瞳を見て、自らの犯した過ちを再確認する。
この時、ジョニィは意外と能天気だったような気がします。

当初、被害妄想ではないかと思えるほどの異様なまでの警戒を見せてましたよね(。´A`)

ジャイロと行動するようになって、ジョニィもいい感じに成長してますが、やっぱりジョニィにはジャイロが必要なんだな〜と思わされます。
でも同じように、ジャイロにもジョニィが必要で、いい関係だな〜って思います。

実はジャイロすごく好きです!


そんなこんなで、宿場で一泊したみんなは、それぞれの思惑を胸に、今日カンザスシティを出発して第五ステージの始まりです!

ディエゴちゃん、サンドマンと仲良くね٩꒰*´◒`*꒱۶ෆ͙⃛

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